20代は挫折の連続
私の人生は25才まで挫折の連続でした。
何をやっても惨めな思いをする、
何とも弱くて何の取り柄もなく、
バカで、ダサくてかっこ悪いという
コンプレックスの塊でした。
その中でも最大の谷は、21歳の時。
12才の時から、将来はスキュワーデスになって
世界に行くと夢を抱き、
都会も知らない滋賀の田舎娘は上京して
一心に頑張ったのですが、
残念ながら夢かなわず、大きな挫折を
味わったのです。
勉強はもとより、アルバイトには
サービス業の素養としての訓練にと
マクドナルドやウエイトレスを選び、
体力作りのための毎日のジョギング、
料理、英会話、視力回復訓練と、
とにかく夢に向かってまっしぐらの日々で、
何をやるにも、ご飯を食べるのも、
すべてがスチュワーデスになるためでしたから。
断念せざるを得なくなった時の
虚無感はとてつもなく、
あの年齢の純粋な自分には
あまりに大きい挫折でした。
明日は否応なくやってくるのですが、
何のために起きて何のためにご飯を食べ
何のために生きるのか目的が無くなり
明日が見えなくなってしまいました。
それまでの人生で最大の闇を抱えた、
暗黒時代のスタートとなったのです。
世の中は動いているのに、ある日突然
スクランブル交差点のど真ん中で
耳が聞こえない状態で立ち、
でも世の中はすごいスピードで
自分の周りを360℃回転しているような……
しばらくは何もできず、
努力しても報われないという
現実に押しつぶされそうになって、
劣等感の塊になり、ただ街の中を
さまよっていたように思います。
ある作品との出会い
それでも生きなければいけないという
自分の人生を考え、
わからなくても動いていれば何かあると信じ、
とにかく「やってみないか?」と言われた仕事や、
時にはオーディションを受けたり、
「手伝って」と言われた仕事をやっていくうちに、
不思議なご縁がつながり、
徐々に前に進むようになっていたある日。
青山の表参道を歩いていた時、
森ビルの入口に置いてあった
シルクスクリーンの版画家ヒロ・ヤマガタの
サイン会と作品の即売会の看板を見て、
何かに惹かれるように会場へ入りました。
ちょうどアメリカから帰国して
サイン会のために来られていた
ご本人にお会いでき、
サインと握手をしていただきました。
なんとヒロさんの出身校が同じ高校で
その第1期生だったということを知り、
あの滋賀県の田舎から大志を抱いて
アメリカで成功された姿と声、
雰囲気に、私の五感全てで感動しました。
ヒロさんの波動の伝わる作品のなかでも、
大きな鳥に乗って空に飛んでいく
女の子の姿が描かれている
”ワンス・アポン・ア・タイム“という作品は、
エネルギーが自分に向かって
輝いているように見え、
“この女の子は私だ!”と思い、
即刻購入を決めたのです。
当時はバイト代で
月に7万円くらいしか稼げていない自分が
¥125万の作品を7年ローンで購入し、
月額約¥2万近いローンを開始したのですが、
そんなことよりも、部屋に飾った作品の
鳥に乗って空へ飛び立つ女の子を
毎日見るのが楽しく、
“この子は未来の自分“と思い、
そのイメージにウキウキは止まらず、
気が付けば創業32年目の経営者に
なっていました。
このウキウキはいまだに止まず、
この女の子の姿は
まだまだこれから先の私の姿と思え、
家の中心に飾っています。
また、このウキウキの波動が間違いなく
私に多くの高い波動を届けてくれ、
時には大きなチャンスや救いを
宇宙は与えて来てくれたと確信できるのです。
大切なのはウキウキできる自分の姿をイメージし、確実にそれはあると信じ切り、
心動かす高い波動の発信なのだと。
目の前が真っ白になって何も見えなくなって、
そこから救い出してくれた
”アファメーション” 引き寄せの力。
今から是非やってみてください。
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